韓国LGグループの電池メーカーであるLGエナジーソリューションが、2027年にエネルギー貯蔵システム(ESS)用のリン酸鉄リチウム(LFP)電池の韓国内での量産を開始することが分かった。韓国中央日報などの現地メディアが11月17日に伝えた。
同社が同日に韓国中部の忠清北道の工場で行った記念式典の際に、同社幹部が明かしたという。ホームページ上での正式発表はまだ。2025年末にも生産ラインの新設に着工する。生産は100万キロワット(Kwh)時規模から始め、その後の需要に基づいて段階的に拡大すると伝わった。
LGエナジーは中国以外でESS向けLFP電池の量産体制を整えている数少ない企業。2024年に中国の南京工場で、2025年6月からは米ミシガン工場で生産しており、韓国内では初となる。
韓国勢は電池向け材料の確保に攻勢をかける。同国の鉄鋼系複合企業のポスコ・ホールディングスは11月に入り、アルゼンチンとオーストラリアで立て続けにリチウム鉱山の権益を取得した。
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(IR Universe Kure)