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三菱ふそうトラック・バス、EVトラック「eCanter」展示、信頼と実績を訴求―オートモーティブワールド

2026/01/22 23:32
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三菱ふそうトラック・バス、EVトラック「eCanter」展示、信頼と実績を訴求―オートモーティブワールド

東京ビッグサイトで21~23日にかけて開催中のオートモーティブワールドでは、EVトラック展示ブースが設けられており、三菱ふそうトラック・バスとZO MOTORSの2社がそれぞれの車両をPRした。ZO MOTORSは昨年の同展示会の記事で取り上げたので、今回は三菱ふそうトラック・バスの「eCanter」(イーキャンター)にスポットを当てる。同社は2017年に量産型EVトラックを市場投入していることもあり、先駆者としての実績と信頼感に多くの来場者が足を止めていた。

 

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アクスル、リダクションギア、モーター、インバーターが一体化された新開発のコンポーネントである「eアクスル」を採用し、プロペラシャフトのないコンパクト構造を実現。モーター最高出力110kW/129kW、最高速度89 km/h、登坂性能20%以上のスペックを誇る。さらに、多様なボデーに対応した3タイプのバッテリーを展開しており、用途に応じて最適な車両を導入することができる。例えば、Mサイズバッテリーでは約65分の急速充電(70kW)で236㎞(標準キャビン)の走行を可能とする。

 

減速時にモーターを発電機として利用する回生ブレーキをはじめ、EVならではの機能も充実しており、環境性や快適性も併せ持つ。バッテリープリコンディショニング機能も実装されており、出発時刻に合わせて車載バッテリーを予熱しておくことで、 冬季の走行開始時に十分なパフォーマンスができるという。予熱は普通充電器のケーブルを接続した状態で行うため車載バッテリーからの消費はなく、航続距離への影響はない。

 

運送業につきものの交通事故リスクを最小限に抑えるため、安全装置にも妥協はない。衝突被害軽減ブレーキや巻き込み防止機能、交通標識認識機能のほか、フロントガラスのカメラで状況を判断し、ヘッドライトを自動で切り替えるIHCシステムも標準搭載している。

 

 

また、同社は21日に、アラブ首長国連邦(UAE)で「eCanter」の販売を開始したと発表した。同市場における持続可能な商用モビリティ推進が期待される。

 

同社はUAEでの販売開始について、「環境に配慮した輸送ソリューションへの需要の高まりを反映し、同国の持続可能性およびクリーンモビリティの目標に沿ったもの」と位置付けたうえで、「UAE市場への長期的なコミットメントと、より持続可能で先進的な商用輸送エコシステムの構築を支援する姿勢を改めて示した」とコメントしている。

 

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(IRuniverse K.Kuribara)

 

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