豪Mineral Resources(MinRes)社は1月29日、同社の2026会計年度第2四半期(Q2 FY2026, 2025年12月末日までの四半期)の報告を行なった。リチウム事業に関しては、概して堅調な成績を記録し、FY2026全体の生産量ガイダンスを上方修正したと報告された。
四半期帰属スポジューム生産量は13万8,000dmt SC6、販売量は14万3,000dmt SC6。平均達成価格は1,094米ドル/dmt CIF SC6で、これは前四半期比29パーセント増であったとのこと。FY2026の生産量ガイダンスは、鉱山別に、Wodgina鉱山で220,000 -240,000 dmt 見込みと発表されていたものが260,000-280,000 dmt SC6 へと、Mt Marion鉱山では160,000 -180,000 dmt見込みとされていたたものが 190,000 -210,000 dmt へと上方修正された。ただしその他の事業では、2026年度の生産量あるいはコストの見通しは据え置かれたのこと。
なお、Wodgina鉱山もMt Marion鉱山も、昨年11月に結んだ前提条件付きの拘束力のある契約により、韓国POSCO社がMinRes社の既存持分(50パーセント)のうち30パーセントを取得する見込みとなっている(POSCO側は7億6500万米ドルを現金一括で支払い予定)。
さらに本四半期報告には、同社が2024年11月に保守管理状態へと移行させた現在閉鎖中のWA州Bald Hill鉱山への言及も見られる。“(この)再稼働の可能性に向け、MinResは選択肢と現在の市場環境を評価中である”と述べられており、再開可能性の高まりが示唆されている。
(IRUNIVERSE A.C.)