ステンレスの国際業界団体である世界ステンレス協会(Worldstainless、旧ISSF)が2月27日にホームページ上で発表した統計によると、2025年の世界のステンレス鋼の生産量は前年比2.1%増の6420万トンだった。

■米生産が7.6%増
プレスリリース:Stainless steel melt shop production increases by 2.1% in 2025 - worldstainless
生産量全体の6割を占める中国が3.6%増えたが、伸び率は2024年の7.5%から鈍化した。一方、米国での生産は7.6%増え、2024年の伸び率(6.9%)から加速して全体の伸びを支えた。欧州はさえず、1.9%の減少。ブラジルなどその他の地域も1割減となった。
2025年の世界のステンレス生産量

(出所:世界ステンレス協会の発表資料)
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■中国は伸び鈍化も生産量は過去最高、デフレ輸出継続
中国のステンレス生産量は伸びこそ鈍化したものの、4086万トンと過去最高を記録した。国内需要が鈍る中多くを輸出に回し、輸出量も過去最高だった。各国は中国産の安い鉄鋼の流入を防ぐべくアンチダンピング(AD)措置に乗り出したが、2025年の時点では防ぎきれなかった。効果が波及するのは2026年以後になるとみられる。
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(IR Universe Kure)