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タンタル価格が過去最高値、コンゴで地すべり発生との報道 政治思惑で死者数に違いも

2026/03/18 15:52
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タンタル価格が過去最高値、コンゴで地すべり発生との報道 政治思惑で死者数に違いも

 タンタル価格が上昇している。3月13日に仲値$702/kgと、過去20年間での最高値を付けた。生産国であるアフリカのコンゴ民主主義共和国(DRコンゴ)東部で3月3日に地滑り事故が起き、子供約70人を含む200人超が死亡したと伝わった。同地域では1月末にも地すべり事故が起きたばかり。ただ、政治的思惑も影響し、死者数などは情報が交錯している。

■死者数は200人? 6人? 原因は反政府軍? 政府軍?

 

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過去20年間のタンタル価格の推移(99.95% China)($/kg)

 

 英BBCニュースが3月5日に事故を伝えた。報道によると、事故が発生したのは1月と同じコンゴ東部のルバヤ鉱山。BBCは、コンゴ政府はこの事故を「M23反乱軍のせい」とし、反政府軍は「適切な安全基準なしに違法採掘を許している」と非難したと伝えた。

 一方、違う情報もある。ルバヤ鉱山の関係者はBBCに対し、「崩壊は政府軍の攻撃によるもので、死者はわずか6人だった」と語ったという。

 

関連記事:コンゴの鉱山で崩落事故 最小227人死亡、タンタル・ニオブ鉱石の鉱山 雨季で地盤緩む

 

■反政府軍の背後にルワンダか、コンゴ政府は親米強める

 コンゴ東部は2023年に反乱勢力M23が占領し、反政府軍の支配下にある。ルバヤ鉱山は反政府軍の支配地域の中でも、タンタルの複合物であるコルタンの生産で最大規模の鉱山だ。

 

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関連記事:険しくなるルワンダへの視線 コンゴ鉱物は誰のもの? 争奪戦に思惑と緊張

 

 コンゴ政府は反政府軍の背後に隣国ルワンダがいると非難するが、ルワンダは表向きにはこれを否定している。それでもコンゴ政府はルワンダと反政府軍に対抗するため、米国との距離を縮める。2月に米国が開催した「重要鉱物サミット」にも資源国側として参加した。

 

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(IR Universe Kure)

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