2026/04/08 23:41
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年初から高値圏で上下動を繰り返してきた銅スクラップ市況が、再び上値を試すモードに入ってきた。主要スクラップの1号ピカ線は8日現在1キロ1,920円の値を付け、3月下旬の直近安値比で60円高となっている。指標となるLME相場がホルムズリスクなどを映した先高思惑から1トン1万2,000ドルの大台を回復し、連れ高の様相を見せているためだが、国内要因も見逃せない。パンパシフィックカッパー(PPC)の銅地金プレミアムであるトン当たり330ドルの価格帯を映し、問屋・メーカーの4‐6月の原料四半期契約が前四半期比おおむね15‐28円の上げで決着した中、実需の戻りは依然鈍いものの、国内の発生薄から問屋筋は5月以降の長期契約物の手当が進まず、散発的に買い出動に動く場面が増えてきている。中東スクラップの到着遅れで、中国勢の買い付けも活発化する兆しが見え、目先なお上値余地を残している。
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