神戸製鋼所とAtomis(兵庫県神戸市)、長瀬産業(東京都千代田区)の3社は16日、2025年ノーベル化学賞の対象となった多孔性金属錯体(MOF:Metal-Organic Framework)の技術を用いたCO2回収装置(MOF-PSA)の開発において、日量30kg規模の実証試験に成功したと発表した。
今回の成果により、MOFを用いたCO2回収技術が実用化に向けた技術的な有効性を示したことを受け、3社は次のステップとして26年度よりトン規模(MTスケール)での実証試験に向けた検討・協議を開始する方針だ。MOFを用いたCO2回収技術を、産業利用を見据えて実用スケールへ拡大する取り組みは、日本初となる。
(IRuniverse K.Kuribara)