4月28日(現地時間)、Nucorが26年1-3月期決算を発表した。大和工業の米国形鋼事業(NYS)と関連が深い。NYS は、大和工業が 49%、Nucor が 51%出資し、大和工業の持分法適用会社となっている。なお、NYSが中心になる大和工業の持分法投資利益は、大和工業の決算に反映されるのに1四半期の時間差がある。また、California Steel(CSI)は、JFEスチールと22/12期から薄板でJV(JFEスチール49%、Nucor51%)を行っている。
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NYSの事業と関連するNucorの形鋼の26年1-3月期の販売価格は前年同期比18.5%上昇し1,541ドル/トンと、3四半期連続で上昇。前四半期比でも5.3%上昇(5四半期連続)。一方、鉄屑価格は、同2.3%上昇し403ドル/トンと、2四半期ぶりに反発。前四半期比でも6.1%上昇(3四半期ぶり)。この結果、メタルスプレッド(鋼材価格-鉄屑価格)が、同25.6%拡大し1,138ドル/トンと、3四半期連続で改善した。前四半期比でも5.0%拡大(4四半期連続)。なお、形鋼の販売数量は同11.9%増の55.4万トンと、2四半期ぶりに増加。前四半期比でも27.1%増加(3四半期ぶり)。
NYSは、26年4月2日(日本時間)に形鋼価格を40ドル/トン値上げしており、原料の鉄スクラップ価格も4月に入って軟化傾向にあるため、今後のスプレッドが一段と拡大する見通し。なお、同社は4月30日、本日13時に26/3期の決算発表を予定している。
図表1、四半期別の型鋼の販売数量とスプレッド(千トン、ドル/トン)

出所:NYS発表資料よりIRU作成
<参考>
図表2、四半期別の形鋼関連の状況(ドル/トン、千トン)

出所:NYS発表資料よりIRU作成
(IRuniverse 井上 康)