2026/05/18 10:01
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2026年5月、世界の金融市場と産業界の視線は、一つの金属に釘付けとなっている。ロンドン金属取引所(LME)において、銅価格が1トン=14,000米ドルの大台を突破し、同年1月に記録した史上最高値に肉薄する歴史的な高騰を見せているからだ。かつて銅は「ドクター・カッパー」と呼ばれ、世界景気の先行指標としての役割を担ってきたが、現在起きている現象は単なる景気循環の反映ではない。そこには、世界的な供給網の寸断という構造的な制約と、AIデータセンターや新エネルギーというデジタル・グリーン革命が引き起こす爆発的な需要増加が共鳴し合う、歴史的な転換期が横たわっている。
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