LMEニッケル相場(2026年5月)
5月のLMEニッケル相場は高値圏で調整。月前半には需給引き締まり観測や非鉄全般の上昇を背景に一時CASH19,450ドル、3M19,675ドルまで上昇したが、その後は利益確定売りやドル高を受けて軟化。もっとも、月末にかけては1万9,000ドル近辺まで持ち直し、高値圏を維持した。
月間平均はCASH18,805ドル、3M19,012ドルとなり、前月平均(CASH18,006ドル、3M18,193ドル)に対してそれぞれ799ドル高、819ドル高と続伸した。
セツル月間HIGHは6日CASH19,450ドル、3M19,675ドル。LOWは18日CASH18,235ドル、3M18,460ドル。
在庫は月初27万6,396トンから月末27万6,864トンと概ね横ばい圏で推移。月中には27万9,000トン台まで増加する場面もあり、4月のような一貫した取り崩しはみられなかった。キャンセルワラント比は前月4%から6%に上昇。
総じて5月は、4月の急騰局面後の利益確定売りにより上値は抑えられたものの、需給引き締まり観測を背景に1万9,000ドル近辺の高値圏を維持した月と整理される。ニッケルは銅やアルミほどの上昇には至らなかったが、依然として2万ドル台回復が意識される地合いが続いている。
LMEニッケル相場VS LME銅相場($/トン) 1カ月
為替円(USD TTS)
(2026年4月から5月のLMEニッケル相場&在庫の推移)
為替相場の推移
(IRUNIVERSE S. Aoyama)