2026年6月15日、(一社)日本鉄鋼連盟が2026年4月の特殊鋼熱間圧延鋼材・生産・消費・在庫内訳を発表した。
2025年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、2024年度(205万6,660トン)を僅かに0.5 %上回り、206万7,599トンとなった。年度比では2年連続で増加し、月換算では17.2万トンとなった。
2025年度末、ステンレス熱間圧延鋼材の在庫は、10万1,011トンであったが、2026年4月の在庫は、10万3976トンと微増した。 ステンレス鋼熱間圧延鋼材(鋼板・鋼帯)の4月の生産量は12万3,153トン(3月12万1,001トン)、一方、消費(鋼板・鋼帯)は9万1,104 トン(3月11万9,263 トン)となった。
<2025暦年>
2025暦年のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、2024暦年(204万6,025トン)を僅かに1.0 %上回り、206万8,026トンとだった。
<2025年度最終鋼材>
2025年度ステンレス鋼最終鋼材生産量は、2024年度(185万5,216トン)を僅かに下回る185万1,948トンとなった。年度比では2年ぶりに減少した。
<2026年4月>
2026年4月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、16万8,058トンとなり、前月3月(17万5,751トン)比 では4.4 %減、前年同月(15万5,789トン)比では7.7 %増と増加した。
表1 ステンレス鋼鋼熱間圧延鋼材生産・消費・在庫内訳(鋼種別):令和8年4 月分

<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材 鋼種別:年度推移>
<2024年度>
2024年度の鋼種別生産量は、
Cr系は83万7,970トン(2023年度80万3,474トン)、
Cr-Ni系は81万8,917トン(2023暦年74万5,069トン)、
Cr-Ni-Mo系は17万1,260トン(2023暦年18万372トン)、
及びその他系は22万8,513トン(2023暦年22万4,832トン)だった。
<2025年度>
2025年度の鋼種別生産量は、
Cr系は87万5,006トンと前年度比4.4 %増、
Cr-Ni系は77万5,408トンと前年度比5.3 %減、
Cr-Ni-Mo系は18万7,824トンと前年度比9.7 %増、
及びその他系は22万9,361トンと前年度比0.4 %増となった。
年度比では、Cr系が2年連続、Cr-Ni-Mo系が3年ぶりに増加した。 図1 にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別年度推移を示す。

図1 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別年度推移
<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:四半期推移>
図2にステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別四半期推移を示す。
2025年度第1四半期(4月~6月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は50万6,433トンとなり、前年同期(50万9,372トン)比では、0.6 %減となった。月換算では16.9万トン。
2025年度第2四半期(7月~9月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は55万3,059トンとなり、前年同期(51万5,177トン)比では、7.4 %増となった。月換算では18.4万トン。
2025年度上半期(4月~9月累計)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は105万9,492トンとなり、2024年度上半期(102万4,549トン)比では、3.4 %増となった。月換算では、17.7万トンとなった。
2025年度第3四半期(10月~12月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は49万9,651トンとなり、前年同期(52万3,228トン)比では、4.5 %減となった。月換算では16.7万トン。
2025年度第4四半期(2026年1月~3月)のステンレス熱間圧延鋼材の生産量は50万8,456トンとなり、前年同期(50万8,883トン)並みとなった。月換算では16.9万トン。
2024年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、200万トンを超え、205万6,660トンとなり、2023年度のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量(195万3,757トン)比では、約7万トン増となった。月換算では、17万1,388トンだった。 2025年度は、206万7,599トンとなり、2025暦年の206万8,026トン僅かに下回った。

図2 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 鋼種別生産量 四半期推移
<ステンレス鋼 熱間圧延鋼材:4月の生産量>
2026年4月のステンレス鋼熱間圧延鋼材生産量は、16万8,058トンとなり、前月3月(17万5,751トン)比 では4.4 %減、前年同月(15万5,789トン)比では7.7 %増と増加した。
2025年度末、ステンレス熱間圧延鋼材の在庫は、10万1,011トンであったが、2026年4月の在庫は、10万3976トンと微増した。
ステンレス鋼熱間圧延鋼材(鋼板・鋼帯)の4月の生産量は12万3,153トン(3月12万1,001トン)、
一方、消費(鋼板・鋼帯)は9万1,104 トン(3月11万9,263 トン)だった。
鋼種別内訳(前年同月比)は
Cr系が18.6 %増の75,882トン。
Cr-Mo系、Cr-Mn系については実際には生産はあるが、生産企業が1社に絞りこまれることで具体的な生産量は公表されていない。
Cr-Ni系(304系)は3.4 %増の60,629トン、
Cr-Ni-Mo系は3.4 %増の16,486トン,その他系は12.7 %減の15,061トンとなった。

図3 ステンレス鋼熱間圧延鋼材 月別生産量推移
<ステンレス鋼受注高 年度>
2023年度は、169万3,010トンであり、前年度(177万5,867トン)比では4.7 %減となった。前年度では2年連続で減少した。月換算では14万1,084トンだった。
2024年度の受注高は2023年度(169万3,010トン)比5.1 %増の177万9,009トンだった。 月換算では、14万8,251トン。
2025年度の受注高は、180万4,833トンとなり、月換算では15万403トン。
2022 年度、2023年度及び2024年度を上回った。
<ステンレス鋼受注高 暦年>
2023暦年は、166万2,331トンであり、前暦年(222万9,056トン)比では13.3%減となった。前暦年比では2年連続で減少した。月換算では13万8,528トンだった。
2024暦年の受注高は2023暦年(166万2,331トン)比7.0 %増の177万8,688トンだった。 月換算では、14万8,224トン。
2025暦年の受注高は、178万2,228トンとなり、月換算では14万8,519トン。 2023暦年及び2024暦年を上回った。
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