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亜鉛精鉱市場、需給逼迫続く TCは過去最低圏に -SMM記事より

2026/06/17 11:29
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亜鉛精鉱市場、需給逼迫続く TCは過去最低圏に -SMM記事より

SMMが16日報じたところによると、2026年上半期の亜鉛精鉱市場は世界的な供給不足が続き、中国国内・輸入ともに処理費(TC)が過去最低水準まで低下した。6月12日時点で国内TCは▲50元/金属トン、輸入TCは▲71.2ドル/乾燥トンとなり、いずれもマイナス圏に沈んでいる。

元記事→
[SMM Analysis] Mid-Year Review & Outlook of Zinc Concentrate Market 2026 - Shanghai Metals Market (SMM)


 

中国国内では1~5月の亜鉛精鉱生産量が前年比5.9%増の148万トン(亜鉛純分)となった。火焼雲(Huoshaoyun)鉱山の増産が寄与したものの、多くの鉱山で鉱石品位低下や操業トラブルが発生し、市場流通量の増加は限定的だった。下半期は新規鉱山の立ち上げや停止鉱山の再開により生産増加が見込まれる。



 

一方、中国以外の地域では供給環境が厳しい。主要海外鉱山20社の第1四半期生産量は前年比4.1%減となった。地震や洪水、鉱石品位低下などの影響が続いており、Antamina鉱山の減産やMount Isa鉱区の閉山なども重なり、2026年の海外供給は前年割れとなる可能性が高い。



 

中国の亜鉛精鉱輸入量は1~4月に前年同期比17%増の200万トンとなったが、これは硫酸価格上昇による製錬所収益改善が背景にある。ただし物流制約や海外供給不足が続いており、下半期の輸入量は前年を上回る可能性が低いとみられる。



 

SMMは、2026年の世界亜鉛精鉱市場は引き続きタイトな需給環境が続くと予想する。下半期には新規鉱山や製錬能力の増加が見込まれるものの、需給改善効果は限定的で、国内外のTCは年内を通じて歴史的低水準で推移する公算が大きい。
Source: SMM Research Team
Translated & Edited by S. Aoyama

 

 

 

 

青山 雫

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