LIXILは26日、新築住宅着工戸数の減少への対応、及び建物の老朽化による従業員の安全確保を目的とし、工場の再編を決定したと発表した。再編に伴い、名張工場(三重県名張市)の生産機能を他の工場に移管し2027年3月に閉鎖する。
玄関ドアなどの生産拠点である名張工場は、1970年の竣工から長期間が経過しており、50年を超える操業の中で建物の老朽化が進行している。今後、同工場での操業を継続するためには、大規模な修繕など多額の費用を要するほか、安全面などの操業リスクや周辺住民への特段の配慮が必要な状況にあり、有事における従業員の安全確保、製品の供給責任(BCP)を確実に果たすためには、他の拠点へ機能を移管するとともに強固なサプライチェーンを構築することが最善であるとの結論に至った。
再編にあたっては従業員の安全確保と雇用の継続を最優先とし、近隣拠点である久居工場等で継続して就業する体制を整えることを重視するとしている。
(IRuniverse K.Kuribara)