2026/07/22 14:01
文字サイズ
2026年6月、中国税関の酸化テルビウム輸出統計には、ただ一行の数字が載っているだけである。韓国、2000kg、総額1909万990元、単価9545.50元/kg。月次輸出報告書の中で、この項目以外に米国も日本も欧州の国名も一切登場しない。こうした「一本足」のデータは、ともすれば一瞥されてそのままページをめくられてしまいそうなものだ。しかし、ここで少し立ち止まって考えてみると、この数値のなかにこそ、現在の世界の重希土類貿易をめぐる数々の現実——テルビウムの戦略的地位、中国の供給支配力、韓国の産業上の強い需要、そし
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
米国の一次アルミ生産、2026年第1四半期は横ばい 二次回収の増加と輸入減少が供給構造を変える
2026/09/10
韓国POSCO、自動車用溶融亜鉛めっき鋼板工場の建設に着工-4800億ウォンを投資
2026/09/09
FREE
プライメタルズテクノロジーズ、マグアイアン向け大規模粒銑生産PJの事業化調査を完了-年間200万トン生産の実現性を確認
2026/09/09
FREE
大同特殊鋼とプロテリアル、鉄道モーダルシフトによる長距離往復輸送の取り組みを開始
2026/09/09
FREE
愛知製鋼、新技術棟の建設を決定
2026/09/09
FREE
日本新金属のタングステンリサイクル能力増強に80億円投資―APT生産能力を2倍に
2026/09/09
FREE
日中コンテナ荷動き(2026年6月)― 輸出入とも貿易額が増
2026/09/09
Fe scrap watch2026#18 関東鉄源の平均落札価格はマイナスも東京製鐵は追随せず
2026/09/09
アルミUBC自治体入札2026# 18 千葉市10-12月渡し、408円から415円の落札並ぶ
2026/09/09
2026年7月 合金スクラップ輸出2万6,600トンへ増加――タイ急伸、サッシは前年割れ、切削くずは中国集中続く
2026/09/09