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JFEエンジニアリング、ごみ処理施設の排ガスから MOFを活用したCO₂分離回収実証試験に着手

2026/09/03 17:58 FREE
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JFEエンジニアリングは3日、金属有機構造体(MOF: Metal–Organic Frameworks)を用いた、清掃工場排ガスからのCO₂分離・回収プロセスの実証試験に着手すると発表した。同社によれば、ごみ焼却処理施設の実排ガスからMOFを用いてCO₂を回収する試みは、国内初だという。

同社は、2021年度より、国立大学法人京都大学北川進特別教授と共同で、MOFを用いた独自のCO₂分離回収プロセスの開発を進めてきた。これまでの共同研究のおける模擬排ガスによる基礎試験で得られた知見を踏まえ、当社が設計・施工した清掃工場「クリーンプラザふじみ」において、2026年度末までをめどに実排ガスを用いたCO₂回収実証試験を行う。

共同研究で見出したMOFは、CO₂と水を同時に吸着・脱着できる特性をもつ。この特徴を活かし、CO₂濃度が約10%の低濃度で、水分を含む清掃工場排ガスに対しても、低消費エネルギーで効率的にCO₂を分離・回収する独自プロセスの確立を目指す。

本プロセスでは、実排ガスを除湿することなくMOFを吸着塔に充填し、CO₂および水を吸着させる。脱着時は加熱せず真空ポンプで減圧させるだけのため、従来の化学吸収法などと比べて省エネルギー化・設備の簡素化が期待できる。実証試験では、1日当たりのCO₂回収量数kgレベルで行い、性能確認を行う予定だ。

 

(IRuniverse K.Kuribara)

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