プライメタルズテクノロジーズは4日、米サウスカロライナ州バークレー郡にあるニューコアの鋼板工場に新設した連続亜鉛めっきライン(CGL)において、ファーストコイルを生産したと発表した。
プライメタルズテクノロジーズは、クレシム(CLECIM SAS)とのパートナーシップのもと、連続亜鉛めっきラインのエンジニアリングおよび設備供給を担当。供給範囲には、ガルバニール鋼板の生産に対応した竪型炉、高度なオートメーションシステム、高級自動車用鋼板の生産を可能にする主要プロセス技術が含まれている。
年間約 50 万トンの生産能力を有する新しい連続亜鉛めっきラインは、北米でも最先端クラスの設備の一つとなる。同ラインは、自動車用外板品質鋼板に加え、車体構造部材や安全部品に使用される先進高張力鋼板(AHSS)の生産向けに設計。溶融亜鉛めっき鋼板、合金化溶融亜鉛メッキ鋼板、亜鉛・アルミニウム・マグネシウム合金めっき鋼板の生産に対応しており、米国市場の多様化するニーズへの対応力を高める狙いだ。
主要プロセス技術として、Transverse Flux Induction Heating(TFIH)システムや独自の急冷システムを採用した。これらの技術により、最新の自動車用途で求められる冶金特性を実現するために必要な精密な加熱・冷却制御が可能になる。また、このラインは竪型炉で、ラジアントチューブ加熱帯および直火加熱帯で構成。直火加熱帯には独自の MID バーナーを採用した。
(IRuniverse K.Kuribara)