日本製鉄の組織再編に見る鉄国家時代の終焉
2019/12/02 16:26
おそらく、2019年度の粗鋼生産は1億トンを割り込む可能性が高い。それほどに国内外で鉄鋼需要は落ち込んでいる。特に汎用品については中国製品には敵わない。国内ではそもそも数年前から鉄鋼需要は縮小し続けており、海外市場は中国はじめとした新興国に市場シェアを奪われている。かつて鉄は国家なりと名言を宣言したのは新日鐵であったが、その時代も昭和、平成の終わりとともに終焉を迎えているようだ。
関連記事
- 2025/08/05 欧州からの風:July 2025 「欧州委員会、循環経済法(CRA)策定へ向けパブリックコンサルテーション開始」
- 2025/08/04 日本製鋼所:25/12期2Q決算を発表、業績見通し据え置き
- 2025/08/04 JFE HD:26/3期1Q決算説明会を開催。業績見通し据え置き/GOの能力増強を発表
- 2025/08/04 中国の電炉と高炉の採算比較(8/1)
- 2025/08/04 中国内の人造黒鉛電極価格(8/1):6週間ぶりに軟化
- 2025/08/04 東京製鐵の鉄スクラップ調達価格(8/4)
- 2025/08/04 海外の鉄スクラップ価格(8/1)
- 2025/08/04 POSCO:25/12期2Q決算を発表
- 2025/08/04 欧州からの風:July 2025 「ドイツ、遠隔操縦車両の公道走行を認める新規制を制定」
- 2025/08/03 日中ホットコイル輸出価格比較(25年6月):価格差拡大