コロンバス倉庫のCRTストックパイルはリサイクルではなく埋め立て
2020.07.08 09:17
オハイオ州コロンバス施設の清掃計画では、放棄されたCRT材料はリサイクルされるのではなく埋め立てられることになりそうだ。
環境コンサルティングのレポートによると、以前はクローズドループであったオリンベックUSAの敷地には、約3,000万ポンドのCRT材料が保管されている。オハイオ州環境保護庁(EPA)に提出された最近のクリーンアップ計画によると、上記の材料をリサイクルするとはクリーンアップ法案に170万ドルが追加されることが懸念されている。材料を埋め立てる代わりにリサイクルすると、1ポンドあたり5.5セントのコストがかかることになり、クリーンアップ処理に特定されたCRTユニット全体がリサイクルさせるとプロジェクト全体のコストが35%増となる。
同レポートによると、倉庫施設には約2260万ポンドの未処理のCRT、740万ポンドの粉砕されたCRTガラス、90万ポンドを超える粉砕されたCRTスクリーンおよびその他のコンポーネントが積み上げられており、現在の提案では、これらはRCRAの有害廃棄物として処分されるとされている。また、内部に鉛ダストが存在する可能性があるため、CRT材料を取り除いた後の建物の除染が提案されている。
(Shiba)
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