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世界をもっと快適に@三菱ケミカル

2020.12.04 17:30

 第11回 高機能素材Week が幕張メッセで12月2日(水)~4日(金)に開催されている。次の6展で構成されている。フィルム展、プラスチック展、金属展、接着・接合EXPO、セラミックス展、塗料展多くのセミナーも実施され、最終日の4日(金)は、高機能フィルム部門 産業メディカルフィルム事業部長 毛利正明氏による「三菱ケミカルの各種産業フィルムの動向について」を聴講した。

 

 毛利氏の経歴:1986年4月三菱レイヨン(株)入社。2013年よりフィルム部長、2017年三菱ケミカル(株)に統合(三菱化学㈱、三菱樹脂㈱、三菱レイヨンが統合)、アクリルフィルム部長を経て2019年より産業・メディカルフィルム事業部長、現在に至る。

 

 講演されたアクリル板には、モスマイト(モスアイ型反射防止フィルムは貼られていなかった。)

 

 

写真

 

 

 やや分かりにくいが、ルノアールの真珠の耳飾りの少女の左半分には、モスアイ型低反射フィルムが張られていて、周囲の映り込みがない。これは、正反射の波長依存性及び角度による反射率変化を防止した、フィルムの効果である。

※モスアイ構造とは、蛾の目の構造を意味する。

 

事業領域は、上流から下流まで、

 基礎素材:カーボンケミカル(石油化学)、炭素、MMA

 機能商品、高機能ポリマー、高機能化学、情電・ディスプレー、高機能フィルム、高機能成形材料、環境・生活ソリューション、新エネルギー

を網羅している。

 

 

写真

一般防曇 PET             低反射・防曇 PET

 

 

 ブースでは、COVID-19貢献製品として、フェイスシールド(ジェイフィルム社製)が展示されていた。製品タイプは、写真の医療従事者用フェイスシールドと、ヘルメット装着用フェイスシールドがある。

 

 会場での担当者は、低反射・防曇PETを着けておられたが、1日、ストレスフリーとのこと。写真では分かりにくいが、下部は顎の形状に沿って丸みを帯びているのが、やさしさを感じさせた。

 

 

講演概要

 講演内容は、聴講者に、できるだけ多くの分野の話題を提供することに配慮されたため、全般的な講演となってしまったのが残念。

 高機能フィルム部門おける3つのコアテクノロジーを組み合わせて、バリア機能、透明・遮光機能等を発現させる。

 

  ・高分子材料設計(ポリナー自体を製造する。)

  ・成形加工技術(展伸加工、押出成形、射出成形) 

  ・表面機能化(コーティング、蒸着)

 

 フォーカス市場としては、①自動車・航空機、②IT・エレクトロニクス・ディスプレー、③メディカル・フード・バイオ、④環境・エネルギー、⑤パッケージング・ラベル・フィルムを対象として、プロテクション領域(アクリル・ガード)、エレクロトニクス(プロセス機能材)領域、ヘルスケア領域(メディカル・透湿性フィルム)に3分されている。

 

<プロテクション領域>:機材、中のチップを守る

 ・屋外建材用化粧シート

 ・高輝度反射材シート

 ・自動車内装シート

 

<エレクトロニクス領域>

 振動板・コンデンサ等の電子部品、工程部材等、多様な用途で採用されている。

 具体的には、シリコーンゴムフィルム(耐熱性・耐寒性)、熱吸収性チューブ、プラスチックフィルム金属複合材

 トピックス:シリコーンゴムフィルム≪珪樹 TM≫高耐熱グレードの開発

 耐熱性を高めたシリコーンゴムと耐熱基材の 2 層構造であり、総厚 50 μm~500 μmの極薄ながら 300 ℃環境下で繰り返し使用することができる。シリコーンゴムの特徴である緩衝性、離型性は活かしつつ、耐熱基材を有することにより、 ハンドリング性の向上や応力下の横ずれ防止効果が期待でき、従来グレード同様にお客様のご要望に応 じて厚さやゴム硬度の調整も対応可能。

 

<ヘルスケア領域>

 ・医薬品、医療機器の包装用フィルム

 ・輸液パック用フィルム

 ・紙おむつ等、衛生用品のバックシート(水はとおさず、水蒸気は通す)

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

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