日揮―モンゴル初の蓄電システム併設型の太陽光発電設備建設プロジェクトを受注
2021/03/22 17:26 FREE

日揮ホールディングスは3月22日、日揮グローバルが日本ガイシ、蒙MCSインターナショナルと共同で、モンゴルのエネルギー省向けに同国初となる蓄電システム併設型の太陽光発電設備建設プロジェクトを受注したと発表した。受注金額は公表していない。(ロゴは日揮ホールディングスの公式HPから引用)
このプロジェクトは、電力供給を石炭火力発電に依存し大気汚染が深刻な問題となっているモンゴルで再生可能エネルギーの導入拡大を目的とする「Upscaling Renewable Energy Sector Project」の一環として実施される案件だ。アジア開発銀行の融資に加え、環境省がアジア開発銀行に設立している二国間クレジット制度(JCM)の日本基金から資金が供与されるという。
日揮は、先進的な蓄電システム(BESS:Battery Energy Storage System)とエネルギー管理システム(EMS:Energy Management System)を備えた太陽光発電設備を導入することにより、昼夜を問わず太陽光発電由来の電力を利用することが可能となり、モンゴルのエネルギーセキュリティの向上と二酸化炭素(CO2)の排出削減につながるとしている。
(IRuniverse)
関連記事
- 2025/06/13 日本が中国製ソーラーパネル調査開始
- 2025/06/13 レゾナック、日本製鉄他 排出 CO2 の有効活用によるグリシン製造研究開発が、NEDO 採択
- 2025/06/12 環境省 プラスチック等資源循環システム構築実証事業の二次公募開始
- 2025/06/12 原油価格の動向(6/11)
- 2025/06/10 精工集団と横河電機 包括的な戦略的協業契約を締結
- 2025/06/10 環境省 廃棄物処理施設を核とした地域循環共生圏構築事業の二次公募開始
- 2025/06/09 Rio Tinto マメ科の木の種子油を再生可能ディーゼルの原料に 代替燃料の可能性探る
- 2025/06/08 最近の一般炭と原料炭の価格推移(6/6)
- 2025/06/08 シームレスパイプの輸出量と輸出価格(25年4月)
- 2025/06/05 フジクラ 京都フュージョニアリング 英原子力公社のHTSマグネット領域の研究で成果