異常なLME銅相場の逆ザヤの裏に欧州商社の買い占めあり?
2021/10/28 18:11
10月のLME銅相場は、世界的な電力価格高騰とそれによる供給ひっ迫懸念が相まって中旬にかけては上昇の一途をたどり5月以来水準の1万ドル超え領域に達した。その後、今度は供給ひっ迫懸念が川下需要減少懸念に反転、中国政府の燃料炭抑制策も加わって月末にかけては急降下、27日3М物は9,548ドルまで弱含んで引けるなど、まさに乱高下の様相となった。
関連記事
- 2024/05/07 LME Weekly 2024年4月29日-5月3日 銅は米高金利長期化懸念のドル高などで6週ぶり反落
- 2024/05/07 LME銅相場軟調も円乱高下で、スタート建値は据置1,560円
- 2024/05/03 アングロ買収、グレンコアも食指か 消息筋、BHP打診で余波 銅価格の先高観後押しも
- 2024/05/02 カザフスタン、金属スクラップ輸出禁止を延長 7年前から実施、地元企業保護目指す
- 2024/05/02 中国政府 再生資源業界の発展のために税制面での支援策を実施
- 2024/05/01 2024年4月LME銅相場&国内銅建値の推移 ロシア制裁など供給ひっ迫懸念で2年ぶり10,000ドル突破
- 2024/04/30 中国の銅製錬業界は多金属混合協同大製錬の優位性を発揮する必要がある
- 2024/04/30 中国における銅スクラップ市場現況 銅スクラップの回収・利用と展望
- 2024/04/30 LME Weekly 2024年4月22日-26日 銅は2年ぶり10,000ドル台へ
- 2024/04/29 アングロアメリカン、BHPからの買収打診に拒否を発表 企業価値を「過小評価」