LME亜鉛相場供給懸念で上昇 国内建値18円引き上げ448円に
2021/12/20 10:35 FREE
20日、三井金属鉱業から発表された亜鉛建値はキロ当たり18円引上げの448円、平均は435.3円となった。銅は据置1,120円、平均は1,125.0円。
日本伸銅真鍮削粉は12月4回目の改定で据え置きの807円。
LME亜鉛相場は、Nyrstar社が電力代高騰を理由に減産を行なっていた仏Auby製錬所の操業を来年1月以降、保全に移す(停止する)旨を公表したことを受け、それまでのLME在庫急増による軟化から反転、上昇傾向となった。
為替は前回改定時TTS114.80円に対し、足下114.62円で18銭の円高。
LME亜鉛相場 3ヶ月
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S.Aoyama)
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