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豊田通商、ベトナムでナイロン製エアバッグ端材のリサイクル事業を開始

~自動車部品のリサイクル事業を通じて、循環型社会の実現に貢献~

 豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、再生素材メーカーであるリファインバース株式会社(以下:リファインバース)より、エアバッグのリサイクル技術のライセンス供与を受け、ベトナムにおいてエアバッグの製造時に発生するナイロン端材のリサイクル事業を開始する。

 

 自動車に搭載されているエアバッグの材料であるナイロン布の多くはシリコンなどがコーティングされた複合繊維であるため、リサイクルが難しく、大半は再資源化されず、廃棄されている。ベトナムにある豊田通商のグループ会社、Toyotsu Safety & Automotive Components(VietNam)Co.,LTDが運営するエアバッグの製造工場においても、年間560トンの端材が発生している状況。

 

 リファインバースは、ナイロン製エアバッグから異物を高度に分離・除去し、高品質なナイロン樹脂としてマテリアルリサイクル※する量産技術を独自開発し、保有している。今回、豊田通商はリファインバースから技術供与を受けることに基本合意し、2023年4月より、ベトナムのエアバッグ製造工場においてリサイクル事業を開始する予定。現地のトヨタグループ各社とも連携し、素材の回収および再生原料の用途開発を行い、Car to Carのサーキュラーエコノミー(循環型社会)実現を目指す。また、本再資源化プロセスが確立すれば、通常のナイロンペレット製造プロセスと比較し、CO2排出を約8割削減することができ、低炭素なエアバッグ製造事業の運営が可能になる。

※マテリアルリサイクル:廃棄物を原料として、モノからモノへと再利用するリサイクル
 

 

表

 

 

写真

ベトナムのエアバッグ製造工場

 

 

(IRuniverse.jp)
 

 

 

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