JX金属 国際銅協会・日本銅センター共催の中高生実験教室に協力
9月3日、JX金属株式会社は、国際銅協会と一般社団法人日本銅センターが共催する中高生を対象とした銅の実験教室(以下「本実験教室」)に協力した。同社では未来を担う学生や子どもたちに銅をはじめとする非鉄金属の重要性やその魅力を知ってもらうべく、子どもたちが楽しく学べる各種コンテンツの作成やイベントの企画など次世代育成活動を積極的に進めており、同実験教室への協力もこの一環として行ったもの。国際銅協会と一般社団法人日本銅センターが、都内で中高生向けにイベントを開催するのは今回が初めてとなる。
この実験教室では、中高生に日常生活での銅の活用方法を実践的に学んでもらい、感染症対策を含む銅の社会でのさまざまな役割への関心を高めることを目的に講義と実験が行われた。13名の中高生が参加し、銅の性質を学び、実験を通じて「超抗菌性能」を体験した他、グループに分かれて銅の新しい活用方法を考え発表するワークショップにも取り組んだ。
同社はこの実験教室の会場として本社「SQUARE LAB」(※)を提供したほか、ワークショップに社員が参加し、参加者と交流を行った。また、同実験教室の後半では「SQUARE LAB」内にあるショールームの見学やVRによるJX金属製錬株式会社佐賀関製錬所(大分県大分市)の工場見学を体験、同社PR大使の「カッパーくん」も登場し会場を盛り上げ、参加者とカッパーくんとの記念撮影やノベルティの配布などを行った。
参加者は講義や実験を通じて、銅の特性や日常生活における銅の役割を楽しみながら学んでいる様子だった。同社は「実験を行う姿勢やワークショップで積極的に発言する姿を通じて、未来を担う子どもたちとの交流の機会の重要さをあらためて認識することができた」と語る。
※ショールームである“Gallery”とイベントスペースである“Arena”からなる、「社外との共創の場」「学びの場」を併せ持つ施設です。
実験教室の様子
参加者とカッパーくんとの記念撮影
(IRuniverse.jp)
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