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日中コンテナ荷動き(2022年11月)

 (公財)日本海事センターが1月25日に発表した日中間の2022年11月のコンテナン荷動きによると、日本発中国向け(輸出)が通関ベースで前年比 9.5% 減の 73.2 万トン、前月比では2万トンの減で、貿易額は、前年比 4.5% 増の 8685 億円だったが、前月比では504億円の減だった。

 

 輸出の上位20品目の15品目が前年割れだったのに対して、1)木材パルプ、古紙、板紙、2)銅と銅製品、3)鉄鋼、4)肉、くず肉、酪農品、魚介類など、5)調製食料品、飲料、アルコール、食酢などの5品目が前年増だった。

 

 中国発日本向け(輸入)は、通関ベースで前年比 8% 減の 188.3 万トンだが、前月比では7.2トン増、貿易額は、前年比 23.3% 増の 1兆7,230 億円で、前月比でも422億円の増だった。前月同様に輸出に比べ輸入が依然として堅調。

 

 輸入の上位20品目のなかで、前年比で相対的に増加したのは2品目で、銅及びその製品が10.2%増、鉄鋼が10.7%増、また大きく減少したのは自動車部品などが32.5%減、化学工業生産品 26.7%減、木材の26.5%減だった。

 

 同時に発表されたに日中間のコンテナ運賃動向(横浜・上海間)でも輸入の堅調を示していた。2022年12月の横浜―上海の輸出コンテナ運賃は20フィートでは前年同月比14.4%減の470ドルで前月比では変わらず、40フィートでは8.6%減の850ドルで、こちらも前月比と変わらずだった。

 

 上海―横浜の輸入コンテナ運賃は20フィートでは前年同月比3%増の1,030ドル、前月比では+40ドル、40フィートでは2.9%増の1,760ドルで先月比だと+40ドル。

 

出典:日本海事協会

https://www.jpmac.or.jp/file/1674706766297.pdf

 

 

(IRuniverse H.Nagai)

世界の港湾管理者(ポートオーソリティ)の団体で38年間勤務し、世界の海運、港湾を含む物流の事例を長年研究する。仕事で訪れた世界の港湾都市は数知れず、ほぼ主だった大陸と国々をカバー。現在はフリーな立場で世界の海運・港湾を新たな視点から学び直している。

 

 

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