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三菱ケミカルG 三菱エンジニアリングプラスチックス株式25%譲渡完了、エンプラ事業強化

 三菱ケミカルグループ※1は三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社(以下「MEP」)の株式25%を三菱ガス化学株式会社へ202343日付で譲渡した。併せて、MEPが展開していた高付加価値ポリカーボネート樹脂「XANTAR™(ザンター)」およびポリブチレンテレフタレート樹脂「NOVADURAN™(ノバデュラン)」の両事業を吸収分割の形で同社グループに取り込んだ。

 

 これを受け同社グループは202343日付でポリマーズ&コンパウンズ/MMAのポリマーズ本部に「エンジニアリングプラスチック事業部」を発足させ、XANTAR™NOVADURAN™などのエンプラ事業のさらなる強化を図る。研究開発拠点を平塚工場に立ち上げ、技術開発力の強化にも取り組む。

 

 経営方針「Forging the future 未来を拓く」のもと、同社グループは機能商品セグメントにおいてEV/モビリティを注力市場と位置づけ、サステナビリティにおけるポジションのさらなる拡大を目指す。XANTAR™NOVADURAN™EV(電気自動車)のバッテリーケース・カバーや、ADAS(先進運転支援システム)向けセンサーをはじめとする電装部品に広く使用されている。植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO™(デュラビオ)」も、耐衝撃性や透明性などの性能や植物由来である点が評価され、自動車の内外装部品などで採用が拡大している。また、ポリカーボネート樹脂ケミカルリサイクルの世界初の事業化や、茨城事業所に建設中の廃プラスチック油化設備から得られるリサイクル原料のエンプラ製品への活用の検討も進めるなど、サステナビリティ関連の取り組みも推進している。

 

1三菱ケミカルグループは、三菱ケミカルグループ株式会社とそのグループ会社の総称。

 

 

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