2023年5月2日付けのプレスリリースによると、加Electra Battery Materials社は、加Three Fires Group（TFG）とMOUを締結し、ON州でリチウムやニッケル、コバルト、グラファイト等を回収するElectra社独自のブラックマス処理技術を活用した、リチウムイオンバッテリー（LIB）廃棄物のリサイクル事業にフォーカスするJV事業を組成する。なおTFG社は、ファースト・ネーションが100％所有している。

　両社はバッテリーセルや電気自動車（EV）、エネルギー貯蔵システムから発生するLIB廃棄物の調達及び処理事業において協力する予定である。この廃棄物はON州南部のLIB廃棄物リサイクル施設においてブラックマスに加工され、リチウムやニッケル、銅、マンガンやグラファイトなどを回収するため、Electra社独自の湿式製錬技術でさらに精製される。また両社は、LIB廃棄物リサイクル施設の確保と、施設の立ち上げに必要なエンジニアリング、調達、建設、及び管理に関する経済性の分析において協力することでも合意している。（JOGMECニュースフラッシュより）

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

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