コンテナ輸送 荷主の怒り噴出
2023/05/18 17:29
本年3月9日付けの拙稿「コンテナ運賃動向―2023年3月」ではコロナ禍の国際海上コンテナ輸送網の混乱と運賃高騰の渦中で施行された米海事法改正案(Ocean Shipping Reform Act of 2022: OSRA2022)、特にコンテナ輸送を利用する米国荷主の保護の観点から米連邦海事委員会(FMC)にコンテナ船社に対する強制的調査権限が与えられ、その結果として荷主による異議申し立て、提訴の事例を幾つか紹介した。今年に入って海上コンテナ輸送と運賃も落ち着きを見せているが、世界各地で荷主の船社に対する怒りがFMCへの提訴へと発展している。以下、本年3-5月にかけて海外海事メディアで拾った代表的な事例を幾つか紹介したい。
関連記事
- 2025/08/04 日本製鋼所:25/12期2Q決算を発表、業績見通し据え置き
- 2025/08/04 JFE HD:26/3期1Q決算説明会を開催。業績見通し据え置き/GOの能力増強を発表
- 2025/08/04 双日、JOGMECと豪Alcoaのガリウム生産に向けた調査開始
- 2025/08/04 三菱マテリアル、堺工場と三宝製作所を来年にも統合
- 2025/08/04 三菱マテリアル、小名浜での銅精鉱処理縮小へ
- 2025/08/04 7月のアルミ概況および8月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/08/04 日本の定置型電池(BESS)市場 再エネ拡大と電力需要増で急成長へ その要はLFPバッテリー
- 2025/08/04 7月の銅の概況及び8月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/08/04 タイヤ:25年6月のタイヤ生産・販売について
- 2025/08/04 トヨタの有人与圧ローバーは再生可能燃料電池が要