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スウェーデンのサンドビック、米炭化タングステンの買収完了 北米事業強化へ

 スウェーデンの多国籍エンジニアリング企業であるサンドビック(Sandvik AB) と米タングステン粉末のバッファロー・タングステン(BTI)は12月4日、それぞれの自社ホームページ上で、「サンドビックによるBTIの買収を完了した」と発表した。買収額や買収方法は非公表。サンドビックは買収契約について10月26日に発表していた。

 

 

 BTIは米ニューヨーク州を本拠とする1987年創業の老舗金属企業。タングステン金属粉末とタングステンカーバイド粉末の生産を手掛ける。サンドビックはBTIについて、「2022年の売上高は3億3300万クローネだった」とし、「買収はサンドビックのEBITA(利払い、税引き、減価償却前利益)への影響は限られるが、EPS(1株当たり利益)への影響は比較的大きくなるだろう」とした。

 

 サンドビックは今回の買収を通じ、北米での販路とサプライチェーン(供給網)の拡大を目指す。サンドビックは2009年にオーストリア・ザンクトマーチンのタングステンカーバイドのメーカーを買収しており、今回の買収は既存事業を補完する意味もあるとしている。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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