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トクヤマ バイオマス燃焼灰を活用し CCSを実現へ

CO2 固定型リサイクルビーズの試験施工を実施

 株式会社トクヤマ(本社:山口県周南市、代表取締役 社長執行役員:横田浩)は、伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:吉田朋史氏)と、昨年よりバイオマス燃焼灰の有効活用と CCS の実現に向けて、CO2 固定型リサイクルビーズの共同研究を行ってきたが、2023  11  21 日に同社徳山製造所内で試験施工を実施した。

 

 CO2 固定型リサイクルビーズ(開発品:写真右)は、伊藤忠エネクスの関連会社が手掛ける建設資材(商標:リサイクルビーズ)の原料であるバイオマス燃焼灰に、同社が保有する炭酸化技術を用いてCO2 を固定することで製造した環境配慮型の新しい建設資材。

 

 今回の試験施工では、同社発電所より発生するバイオマス燃焼灰に、同社セメント工場から発生した排ガス中の CO2 を固定した後、これを原料として伊藤忠エネクスの関連会社を通じてCO2 固定型リサイクルビーズを製造、同社徳山製造所内の路盤工事に適用することで CCS を実現した。試験施工完了までの一連の工程において使用した原材料とエネルギーに起因する CO2 の発生量は、CO2 固定型リサイクルビーズ 1 トン当たり 34.2kg 。一方で、CO2 固定量は 61.0kg であることを確認し、本施工において CO2 固定型リサイクルビーズ 1 トン当たり 26.8kg のカーボンネガティブを達成した。

 

 

 

IR universe rr

 

 

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