クラレプラスチック リサイクル塩ビ使用銘柄を発売
2024/06/27 16:23 FREE
~建築用養生シート、広告垂れ幕など幅広い用途へ~
クラレプラスチックス株式会社(本社:大阪市北区、社長:宇野 将成)は、環境対応型ターポリン 〈ハイドロックス〉の新銘柄として、リサイクル塩化ビニル樹脂フィルム を使用した〈ハイドロックス〉-R を 2024 年 7 月より発売する。
〈ハイドロックス〉-R の特長
⚫︎リサイクル塩ビフィルムは、塩ビ複合材の製造工程で発生する、端材や規格外品などのプレコンシューマー材から塩ビのみを抽出し、マテリアルリサイクルしたもの。 また、トレーサビリティが明確であり、SDS(安全データ シート)の発行が可能。
⚫︎ターポリン(ポリエステル製の布を、軟質の合成樹脂で挟んだビニー ル素材の生地)重量比でリサイクル塩ビフィルムを約 7 割使用。
※製品仕様によりリサイクル率は異なる。
⚫︎ターポリンの基本性能である防炎配合に加え、各種配合(防カビ・抗菌配合等)にも対応可能。
【参考】
環境対応型ターポリンの別グレード〈ハイドロックス〉-Cの紹介
⚫︎Cグレード製品の特長
同社独自の無機成分を高充填した塩ビ樹脂が採用され、従来のオレフィン樹脂製に比べて地球温暖化の原因となる、焼却時における二酸化炭素の発生量を 20%~50%低減(同社比)できる。
⚫︎製品概要
製品名 : 環境対応型ターポリン〈ハイドロックス〉-C
用途 : 建築養生シート、垂れ幕、フロアーシート、間仕切りカーテン、野積みシートなど 価格 : オープン価格
(IR universe rr)
関連記事
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月② トランプ関税がもたらす樹脂市場の混乱
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年4月 やや持ち直す再生ペレット市場と苦境のバージン材料市場
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報4〜キヤノン、トヨタ
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報3〜金城産業、ベステラ、Rジャパン
- 2025/04/30 第5回CEシンポジウム in NAGOYA講演詳報1 ――中部経産局、栗田、ケミカルリサイクル
- 2025/04/30 電力取引量(25年4月)
- 2025/04/30 【貿易統計/日本】 2025年3月の廃プラスチック輸出入統計
- 2025/04/30 アジア合成樹脂市況の近況(No37) 米関税政策、原油安と相まって軟調
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU、AIを駆使し域内電池推進へあらたなテコ入れ」