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JX金属、100%リサイクル電気銅の上市へCoC管理の妥当性確認を完了

 100 %リサイクル電気銅の上市を目指すJX金属は3日、マスバランス方式の信頼性を高めるために必要なChain of Custody (CoC管理)の妥当性確認が完了したと発表した。現在は2024年度中の上市実現に向け、顧客との最終調整を進めている。

 

 CoC管理はリサイクル原料から製造した電気銅の物量管理を信頼性高く実施する仕組みのこと。今回は第三者機関であるDNVビジネス・アシュアランス・ジャパンがJX金属のCoC管理体制の妥当性を確認した。これにより、顧客から供給されたリサイクル原料を、100%リサイクル電気銅として返還する「PCL100/mb」の供給体制が整ったことになる。同商品は2024年度中にパンパシフィック・カッパーから販売される予定。

 マスバランス方式を用いた100%リサイクル電気銅は、リサイクル原料のみから製造されたとみなせるため、温室効果ガス排出量の指標となるカーボンフットプリントの大幅な低減が期待される。JX金属は「新たな価値の創造への挑戦と、‟サステナブルカッパー・ビジョン"で掲げる様々な施策を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります」と方針を示している。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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