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日本電気硝子、耐熱使用の全固体NIBのサンプル出荷開始

耐熱仕様の全固体ナトリウムイオン二次電池

 

 

 特殊ガラスメーカーの日本電気硝子(滋賀県大津市、岸本暁社長)は21日、-40℃~+200℃の広い温度域で動作可能な耐熱仕様の全固体ナトリウムイオン二次電池(NIB)のサンプル出荷を開始したと発表した。宇宙開発や半導体分野での需要を見込む。

 

 

 同社のNIBは正極や負極、固体電解質の全てが結晶化ガラスで構成されており、既存製品も低温での凍結や高温での劣化に強い耐性を持つが、その強みを最大限に生かすために、ガラス封着技術を用いた耐熱パッケージを開発。200℃の高温環境下での充放電の実現に至った。

 

 

 ガラス封着を用いたパッケージは、高温でも気密性が高いため、電池内部への水分の侵入がなく、良好な充放電サイクル特性を有する。また、高温環境下では電池内のイオンの動きが促進されるため、室温では実現できない超高速の充放電が可能になるという。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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