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第22回スマート・エネルギーWEEK 三和エナジー バイオ軽油製品化への挑戦

 全国のガソリンスタンドを経営している宇佐美グループの三和エナジー㈱がバイオ燃料の精製を手掛けている。既に関東圏で精製工場を建設し、B%(5%バイオ燃料を軽油に混合)製品も販売を開始している。同社はB30軽油も展示している。

 

 

 同社によると関西にも製造拠点を計画し、既に建設に着手している。国内ではエンプラ油を精製し、自社の運搬車の燃料に使用している事例が随分昔に数社が公表していた。

 

 筆者も10年以上前に所沢市の生協の製品倉庫の脇に設置された設備を見学した経験があるが、簡単な精製装置であった。しかしガソリンスタンドを経営する宇佐美グループがバイオ軽油を精製し販売し始めた点を特に注目した。

 

 同社のご担当者の話では、法的な規制から5%以下しか軽油に混合が認められていない点が判明した。筆者も自動車シュレッダーダストや家電リサイクルの廃プラから軽油を製造する実証試験を行った事があるが、なかなか事業分野の異なる民間企業では製造まで出来ても販売する所まで漕ぎつけるのは相当な難問があろうと想像される。

 

 その点でもガソリンや軽油を販売する企業がバイオ軽油を販売し始めた事に注目した。このテーマもその様な変革の時代を迎えていると確信した。

 

 

 

 

(IRuniverse Katagiri)

 

 

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