アルミ対日プレミアム交渉 10-12月期は一部175ドルで決着――前期比1.7%高
2024/10/04 18:12
アルミニウム地金10-12月期の対日プレミアム交渉は、前期比(7‐9月期)1.7%高の1トン175ドルで一部決着した。「生産者側は180‐185ドル、需要家側は160ドル台での決着を目指して交渉が進んできたが、両者の妥協点として175ドルに落ち着いたのだろう」(メーカー筋)というが声が市場関係者からは挙がっている。とりあえず先行組は3期連続して前期水準を上回る形で決着したが、残る交渉の行方も注目される。
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