レゾナック、三井物産など8社「先進的 CCS 事業に係る設計作業等」に関する委託調査業務を受託
~三井物産など 8 社共同で CCS 事業を推進~
株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁)は、10月11日、三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一)、関西電力株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:森 望)、九州電力株式会社(本社:福岡県福岡市、社長:池辺 和弘)、コスモ石油株式会社(本社:東京都港区、社長:鈴木 康公)、中国電力株式会社(本社:広島県広島市、社長:中川 賢剛)、電源開発株式会社(本社:東京都中央区、社長:菅野 等)、UBE三菱セメント株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小山 誠)(五十音順)と共同で、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和 6 年度「先進的 CCS*事業に係る設計作業等」に関する委託調査業務を受託したと発表した。
同委託調査では、上記 8 社が共同して、2030年度までの CO2 貯留開始に向け、マレー半島沖南部 CCS 事業のバリューチェーン全体の設計・評価作業を実施していく。
同社は、同プロジェクトを通じ、同社大分コンビナートにおける CO2 の回収、CO2 貯留サイトでの貯留(CCS)および輸送などのバリューチェーンにおいて、それぞれで必要な技術的要件の検証およびコストの概算などの検討を進めていく。
同社大分コンビナートを含む石油化学事業は、2025 年 1 月 1 日よりクラサスケミカル株式会社(以下 クラサス)として運営予定です。クラサスにおいても CO2 排出量削減は重要課題であり、同共同検討を通じた CCS の早期導入検討をはじめ、脱炭素化に向けてあらゆる選択肢を検討することで、2050 年カーボンニュートラル社会の実現へ貢献していく。
*Carbon dioxide Capture and Storage:二酸化炭素(CO2)の回収・貯留
(IR universe rr)
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