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JFE条鋼が「鉄ナビ検収AI」を導入へ

 EVERSTEEL(東京都文京区、田島圭二郎代表)は15日、電炉メーカーであるJFE条鋼への鉄スクラップAI解析システム「鉄ナビ検収AI」導入が決定したと発表した。2025年から運用開始予定の鹿島製造所・東部製造所をはじめ、豊平製造所を含む国内全製造所での導入を予定しているという。

 

 鹿島製造所や東部製造所ではカメラ設置工事が既に完了し、各製造所基準のAI構築を順次進めている段階だ。特に東部製造所では、EVERSTEEL初の天井クレーンへのカメラ設置実験に成功し、厳しい振動環境下でも広範囲を効率的に撮影する技術を確立した。鹿島製造所は25年上期、東部製造所は25年下期に稼働予定。

 

 田島代表は、「日本各地に製造所を構えるJFE条鋼社との取り組みを進めることで、各地域の鉄スクラップデータを収集し、検収規格の国内統一への足掛かりとなることを強く期待している」とコメントしている。

 

 EVERSTEELは各社様向け検収AIだけでなく、地域ごとの統一基準AIの実装も視野に入れている。地域ごとに画一化された基準でスクラップ品質を定量評価することで、業界全体での高品位化を目指す。

 

 

【関連記事】

鉄鋼業界の脱炭素の実現にAIシステムで挑戦――EVERSTEEL田島圭二郎社長

https://www.iru-miru.com/article_detail.php?id=63305

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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