SUMCO(3436) 先端半導体向けの好調もレガシー半導体向けの調整で大幅減益に
2024/11/11 09:57
24/12期1—3Q決算はAI半導体向けウェーハの需要増と円安の効果があったが、レガシー半導体向けの回復が鈍く営業51.5%減となった。24/12通期の会社見通しでは営業52.2%減となり、今期末の配当を前期末比7円の減配となる。レガシー半導体向けウェーハの調整は中国ローカルウェーハ企業の台頭もあり回復には時間を要し緩慢な回復となり、先端半導体向けの需要は年率36%で伸びるとの見方だが収益貢献度はまだ限定的であり、来期は減価償却費負担などで厳しい収益状況が続く可能性が高まっている。IRUでは今24/12通期の営業利益は会社計画を上回るも前年比50%強の減益となり、来25/12期に営業増益に転じるも営業利益は低い水準にとどまると見ざるを得ないと予想する。
関連記事
- 2025/09/03 旭化成、三井化学、三菱ケミカル 西日本におけるエチレン製造設備に関わるLLPを設立
- 2025/09/03 AGC AGCコーテック株式会社の株式を譲渡
- 2025/09/03 大林組 建設現場排出の廃プラ段ボールを工事用フェンスに再生利用
- 2025/09/02 IHI 世界初、タイ石油化学プラントでCN貢献型低級オレフィン製造プラント運転開始
- 2025/09/02 銅条輸出Report#59 2025年中国向け伸び悩み 台湾とタイ向け増加続く
- 2025/09/02 二次電池輸出入Report #191リチウムイオン電池輸出 2025年7月 統計開始以来最低販売数更新
- 2025/09/02 精製銅輸出Report #73 2025年中国向け輸出減少 インド向け増加続く
- 2025/09/02 RSテクノロジーズ(3445)25/12H1WEB決算説明会メモ ポジティブ継続
- 2025/09/01 タイヤ:25年7月のタイヤ生産・販売について
- 2025/09/01 新電力へのスイッチング件数(25年6月)