朝鮮日報は7日、韓国鉄鋼メーカー大手のPOSCOが中国のステンレス事業会社「張家港浦項不銹鋼(=ポスコ張家港ステンレス鋼、PZSS)」(江蘇省)を売却する方針だと報じた。中国国内の供給過剰の影響を受け、低価格競争が激しくなり、収益回復の見通しが立たないためとしている。
PZSSはポスコ・ホールディングスとポスコ・チャイナが株式の82.5%、中国第2位の鉄鋼メーカーである江蘇沙鋼集団が17.5%を保有する合弁会社で、1999年に生産を開始した。粗鋼生産能力は110万トン。
江蘇沙鋼集団に株式を売却するかは現時点では不明。
(IRuniverse)