POSCO、中国ステンレス事業を売却へ
2024/11/12 14:48
朝鮮日報は7日、韓国鉄鋼メーカー大手のPOSCOが中国のステンレス事業会社「張家港浦項不銹鋼(=ポスコ張家港ステンレス鋼、PZSS)」(江蘇省)を売却する方針だと報じた。中国国内の供給過剰の影響を受け、低価格競争が激しくなり、収益回復の見通しが立たないためとしている。
PZSSはポスコ・ホールディングスとポスコ・チャイナが株式の82.5%、中国第2位の鉄鋼メーカーである江蘇沙鋼集団が17.5%を保有する合弁会社で、1999年に生産を開始した。粗鋼生産能力は110万トン。
江蘇沙鋼集団に株式を売却するかは現時点では不明。
(IRuniverse)
関連記事
- 2025/07/18 ステンレス鋼材国内市場近況2025 #26 2024年度ステンレス鋼生産・輸出・輸入
- 2025/07/18 鉱業企業、米上場相次ぐ 金鉱のオーラやニッケルのネックスメタルズ、人気はイマイチ
- 2025/07/18 ステンレス鋼材国内市場近況2025 #25 2025年5月 熱間圧延鋼材生産・消費・在庫
- 2025/07/16 チタン原料市場市況2025年7月 横ばい多い、酸化チタン動かず上昇余地限られる
- 2025/07/15 2025年5月のステンレス熱間圧延鋼材生産統計 前年同月比4.3%増の181,119トン
- 2025/07/14 民間航空機受注納入統計(25年5月):パリ航空ショーの前倒し?
- 2025/07/14 アジア・欧州・中国のステンレス価格(7/11)
- 2025/07/14 非鉄各社26/3期の前提とのギャップについて(6/11時点)
- 2025/07/14 LME Weekly 2025年7月7日-11日 おおむね下落、米関税政策不安とドル高が重し
- 2025/07/11 JSP袖ヶ浦は国内最大級の岸壁型SUSスクラップ加工ヤード