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積水化学、ペロブスカイト太陽電池を量産へ シャープの酒井工場を一部取得、新会社設立

 積水化学工業は12月26日、自社ホームページ上で、「ペロブスカイト太陽電池の量産化を開始する」と発表した。シャープから取得した堺工場の施設を利用し、日本政策投資銀行の出資を受けた新会社を設立する。

 

プレスリリース:241226.pdf

 

 新会社の名称は「積水ソーラーフィルム株式会社」。出資比率は積水化学 86%、日本政策投資銀行 14%で、資本金は1億円。新会社はペロブスカイト太陽電池の設計・製造・販売を専門に手掛け、2027 年の 100メガワット(MW)級の製造ライン稼働を目指す。生産した製品は、まずは耐荷重性の低い屋根、公共部門(災害時避難所となる体育館 等)から導入を進め、将来的には民間の工場・倉庫等の屋根・外壁面もターゲット にする。

 

 積水化学は9月、東京電力ホールディングスとともに、経済産業省からペロブスカイト型太陽電池の開発実証を担う事業者に採択されていた。政府はペロブスカイト型太陽電池について、 2030 年までの早期のGW (ギガワット)級の供給体制構築を目指している。

 

関連記事:週刊バッテリートピックス 「政府ペロブスカイト電池支援」「米27日から中国産関税上げ」など | MIRU

 

 また堺工場についても、やはり9月に、シャープから一部を取得したとの観測が伝わっていた。今回の発表資料中で「堺工場の一部をシャープから譲り受けた」と正式に発表した。

 

関連記事:週刊バッテリートピックス 「政府が蓄電池に3500億円支援」「VW工場閉鎖」など | MIRU

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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