2025/01/10 09:26
文字サイズ
24/11期決算が1月9日に発表された。営業利益は46億円強、前年比28.8%増と会社計画から上振れ着地となった。半導体材料の能力増強に伴う減価償却負担増が4Qで一巡したこともあり電子材料のセグメント利益が大幅な増益に転じたことが背景にある。化成品での光学用粘着剤や電子材料でのArF・EUVレジスト材料、機能化学品での高純度特殊溶剤と半導体・電子関連部材の営業利益の復調が伺える。今25/11の期初計画では営業利益は8.5%増も当期純利益は有価証券売却益の減少により13.5%減を見込むが、今期も超過達成の公算が高いとの印象だ。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
中国、レアアース輸出規制の延期を正式発表 来年11月10日まで1年間、10月発表分のみ言及
2025/11/08
レアメタル千夜一夜 第94夜 初めての中国への旅 ― レアメタル取引の黎明期 ―
2025/11/08
フジクラ:決算説明会を開催(トピックス)
2025/11/08
フジクラ:決算説明会を開催(業績について)/上期として過去最高を更新
2025/11/08
核融合など希少性+ハイエンド製造需要がタングステン相場をさらに堅強に
2025/11/08
2025年9月 アルミUBC輸出統計分析 数量は3か月ぶり増加も、タイ向けはゼロに
2025/11/08
中米貿易休戦と大手調達によりレアアース市場の構造が再構築された
2025/11/08
マレーシアはレアアース原材料の輸出を引き続き制限する
2025/11/08
2026年も銅価格は引き続き上昇する可能性があると予想されている
2025/11/08
中国 川下の需要は著しく回復し、複数の銅箔企業の受注が充実している
2025/11/08