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国内肥料生産の復活を―硫酸協会賀詞交歓会2025

村尾会長

 

 

 硫酸協会は14日、都内のホテルで2025年賀詞交歓会を開催した。企業や行政など業界関係者約70名が集い情報交換を行った。冒頭挨拶で登壇した村尾洋介会長(パンパシフィック・カッパー社長)は、「日本の食の安全のためにも国内肥料生産が復活し、硫酸を使ってもらいたい」と考えを述べた。

 

 村尾会長は今年の干支について触れ、「巳の字に縦線を引くと『巴』になり、さらに『にくづき』を足すと『肥』となる」と強調したうえで、「米の自給率は100%に近いが、その栄養分となる肥料は輸入に頼っているのが実情」とし、国内肥料の生産量向上に期待を寄せた。

 

 また、協会として、「生産技術の向上や中継基地タンクの検査・整備の促進などを通じ、安全、防災、品質管理に注力し、お客様のご迷惑をおかけすることが内容安定供給に努めていく」と方針を語った。

 

 

 

土屋課長(左)と酒井副会長

 

 来賓には経済産業省製造産業局の土屋博史素材産業課長らが招かれた。土屋課長は「硫酸の価値は私から申すまでもない」と同業界の役割を高く評価。「経産省としても硫酸産業をはじめとしたさまざまな産業の振興にしっかりと取り組んでまいりたい」と意気込みを語った。

 

 乾杯の挨拶は酒井健副会長(三菱マテリアル精錬事業部営業部長)が務めた。酒井副会長は「硫酸の需要や日本経済の回復のためには皆様ひとり一人が元気であることが大事」と述べ、参加者の健康と業界の発展を祈願した。

 

 

業界関係者約70人が出席した

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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