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GSユアサ第3四半期、営業利益が8.2%増で過去最高に

 ジーエス・ユアサコーポレーションは5日、2025年3月期第3四半期決算を発表した。持分法損益の減少やトルコの超インフレ会計適用による増加、トルコ拠点での支払利息増加などの影響を受け、経常利益では減益となったものの、自動車電池をはじめとする本業はおおむね好調。売上高と営業利益で過去最高値を更新した。

 

 売上高が前年同期比3.7%増の4268億1500万円、営業利益が8.2%増の317億7500万円、経常利益が0.8%減の287億2000万円、四半期純利益は3.7%増の183億9400万円。

 

 セグメント別にみると自動車電池は国内と海外ともに増収増益となった。国内の売上高は6.2%増の731億5600万円、セグメント損益は35.3%増の70億4200万円だった。補修用電池の販売数量が増加したことに加え、前期から進めてきた販売価格是正の取り組みが功を奏した。海外の売上高は4.5%増の1993億2000万円、損益は6.7%増の142億4900万円。欧州や東南アジアにおける販売数量の増加などが影響した。

 

 産業電池電源セグメントは、非常用電源装置の需要増加や販売価格是正の取り組みが業績に寄与。売上高が4.6%増の771億5100万円、損益が57.4%増の101億4900万円となった。

 

 車載用リチウムイオン電池は売上高が4.0%減の604億2300万円、損益が前年同期から35億9800万円悪化し、11億5800万円のマイナスという結果になった。ハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量が増加した一方で、プラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売数量減少や原材料価格下落に伴う販売価格の低下などが損失につながった。

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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