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古河電工・メトロウェザー 資本業務提携――リアルタイム風況観測システムの国産化目指す

 古河電気工業は26日、大気計測装置の開発・製作・販売のメトロウェザー(本社京都府宇治市)と同社が手掛けるリアルタイム風況観測システム「ドップラー・ライダー」の国産化へ、資本業務提携することで合意したとは発表した。国産の高性能レーザーの安定調達先を求めていたメトロウェザーと、航空宇宙分野などの新事業の開拓を目指す古河電気工業の思惑が一致した。

 

 メトロウェザーの「ドップラー・ライダー」は、赤外線レーザーを大気中の微細な塵に照射し、塵の動きによって、わずかに変化する光の周波数を解析(ドップラー効果)し、高精度な風速と風向を計測することが出来るという。

 

 観測距離は最大半径15kmで、重量は180kg。サイズは60cm、74cm、106cm。

 

 メトロウェザーではドップラー・ライダーの技術を活用し、レーダーで捕捉できない、不規則に低高度を飛行するドローンなどの無人航空機をレーザーで探知する物体検知の研究開発も進めているという。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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