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ネオジム磁石の佐川博士、スウェーデン王立工学アカデミーやWISE Dialogueで講演

講演する佐川氏(左)と大野氏( Kungl. Ingenjörsvetenskapsakademien IVA Yutubeチャンネルから引用)

 

 

 東北大学は27日、東北大学特別招聘プロフェッサーの佐川眞人博士と本学総長特別顧問の大野英男教授(IVA International Fellow)が、スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)で11日に開催されたセミナー「Magnets for a Sustainable World」に登壇し、講演を行ったと発表した。

 

 佐川博士は「Development of production technology for NdFeB sintered magnets」の題で登壇し、ネオジム磁石の製造技術の進化とその環境負荷低減への影響について説明。大野教授はスピントロニクス技術の進展と、省エネルギー型情報処理技術としての可能性について紹介した。

 

 東北大学は、「磁性材料とその応用が持続可能な社会にどのように貢献できるかを議論する場として開催され、磁性材料分野における最新の研究成果を広く発信し、国際的な科学技術交流を促進する貴重な機会となった」とコメントしている。

 

 また、佐川博士は12~14日にかけて、スウェーデン王立科学アカデミー(KVA)や持続可能性を考慮した材料科学を議論する「WISE Dialogue 2025」でも講演を実施。 WISE Dialogueでは、若手研究者の革新が科学技術の発展に果たす役割について言及。次世代の研究者への期待を述べたという。

 

 

 

 

 佐川博士はネオジム磁石の開発者であり、2024年には欧州発明家賞を受賞するなどその功績は多方面で高く評価されてきた。念願であるノーベル賞受賞が期待されている。

 

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(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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