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錫価格が2ヵ月ぶり安値圏 コンゴでの採掘再開で供給増懸念

 錫の国際価格が下落している。ロンドン金属取引所(LME)での取引価格は4月9日に現物2万9625/tonと、2月3日以来約2か月ぶりの安値を付けた。中堅錫生産企業であるカナダのアルファミン・リソーシズが同日、「停止していたコンゴ民主主義共和国(DRコンゴ)での生産を再開する」と発表した。錫の供給が増えるとの見方につながっている。

 

過去3か月間のLME錫価格の推移($/ton)

 

 4月9日のLME錫価格は4月2日に付けた直近高値からは23%安い水準となる。4月10日以降は$3万台に戻してはいるが、勢いは鈍い。錫価格は生産国であるコンゴやミャンマーの地域紛争や天災などを受けて供給不安がくすぶり、2022年春以来の高値圏にあった。

 

■加アルファミン、反乱軍遠のき生産再開

 

 

プレスリリース:ALPHAMIN ANNOUNCES DECISION TO RESUME MINING OPERATIONS

 

 アルファミンはコンゴ東部のビシエ鉱山で錫を採掘していたが、地域紛争の激化を受けて3月13日に操業を停止していた。今回の再開決定は反乱軍が支配下に置いていたワリカレの町から東へ撤退し、鉱山現場から東に130キロ以上離れたニャビオンドとマシシの町に向かったことを受けた。同社は安全面を監視しながら従業員を再配置し、段階的に採掘を再開する。

 

関連記事:錫価格が乱高下 2週間で2割上昇、コンゴ鉱山の停止でミャンマー供給増観測を相殺 | MIRU

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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