アジア合成樹脂市況の近況(No37) 米関税政策、原油安と相まって軟調
2025/04/30 10:23
アジア合成樹脂市況は4月に入り下落基調を強めている。米国関税政策の実施に原油安も加わり低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニル樹脂とも続落となったが、低密度ポリエチレン、塩ビ樹脂の下落率が大きい。ただ、原油市況も下げ止まり感もあり、足元ではエチレンを原料とする低密度ポリエチレン、塩ビ樹脂にはスプレッドの改善基調がみられる。
関連記事
- 2025/05/01 アジアン廃プラマーケットレポート2025年3月② 在庫過剰のプライム材と規制気味のリサイクル市場
- 2025/04/30 第5回サーキュラーエコノミーシンポジウム詳報4〜キヤノン、トヨタ
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 第5回CEシンポジウム in NAGOYA講演詳報1 ――中部経産局、栗田、ケミカルリサイクル
- 2025/04/30 電力取引量(25年4月)
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU、AIを駆使し域内電池推進へあらたなテコ入れ」
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #4苛性ソーダ 2025年販売量緩やかな増加
- 2025/04/28 国内工業化学製品生販在Report #3硝酸 2025年硝酸需要増加か
- 2025/04/28 信越化学工業(4063) 今1Qは営業減益の計画も、通期では増益の可能性も
- 2025/04/27 積水化学 環境・ライフラインカンパニー製品の LCA データ提示開始