ダイヘン、CATL社と定置用蓄電池の供給契約を締結
2025/08/08 17:43 FREE
ダイヘン(大阪市、蓑毛正一郎社長)は6日、蓄電池メーカー世界最大手のContemporary Amperex Technology Co., Limited(CATL社)やCATL社国内正規代理店のVOLT 販売と定置用蓄電池に関する供給契約を締結した。エネルギーマネジメントシステム製品供給安定性を高めることでの更なる販売拡大に繋げる考えだ。
同社は系統用蓄電池向けの蓄電池パッケージを2024年に市場投入。同製品の特長である低騒音、搬入・設置の容易性等が評価されているという。今後、需要や引き合いに確実に応えていくため、蓄電池パッケージのキーコンポーネントとなる蓄電池の確保が重要と判断し、このたびの契約に至った。今回の契約により、今年度の同社EMS事業は高圧系統用蓄電池案件30件以上、売上高100億円超を目指す。
契約期間は2025年8月6日~26年3月31日。契約容量は300MW。
(IRuniverse K.Kuribara)
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