2024/12/27 16:51
文字サイズ
2024年のLME銅相場(現物)は春先の大きな山と秋口に小さな山を形作りながら、概ね1トン8,500ドルをほぼベースラインにして高値圏での推移となった。対ロシア制裁の強化を目的とした英米によるロシア産の銅、アルミ、ニッケルの両国の主要取引所での取引停止などの措置や、中国の不動産業界を対象にした景気刺激策が重なり、5月にかけて一気に値を上げ、およそ2年ぶりとなる1万ドル超え相場が出現。秋口は4年半ぶりとなる米の利下げと、中国の追加景気刺激策の決定をきっかけに、再び1万ドルの大台乗せを窺う展開をみせた。地政学リスクを映し込む国際商品「銅」の顔が際立つ年となった。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
アビツ、HARITAら6社がCEチャレンジャーズ結成―アルミサッシの水平リサイクル実現へ
2025/10/28
FREE
リオティント、豪最大のアルミ製錬所トマゴ・アルミニウム 電力調達問題で操業停止の可能性浮上
2025/10/28
FREE
新旧民間航空機の受注納入について(25年9月)
2025/10/28
民間航空機受注納入統計(25年9月)
2025/10/28
大和工業:Nucor(米国)が25年7-9月の決算を発表
2025/10/28
RECOTECHと啓愛社 ELV規則対応に向け自動車部品解体でのトレーサビリティ実証
2025/10/28
FREE
25年リチウム市況#9 反発局面迎える――米中摩擦の一時休戦など強材料揃い、4,500元戻す
2025/10/28
元鉄鋼マンのつぶやき#136 黒色市場の駆逐・撲滅について考える 厦門出張報告番外編
2025/10/28
2025年8月フェロクロム輸入統計分析 高炭素品は累計数量で前年超え、金額は前年割れ
2025/10/28
千葉県内初!市原市 タケエイとプラ資源中間処理及び再商品化業務で基本協定を締結
2025/10/28
FREE