2025/04/14 10:00
文字サイズ
半導体ArFレジスト用モノマーの世界最大手でありEUV向けレジストモノマーにも対応する大阪有機化学の25/11期1Q決算が4月11日に発表された。半導体部材の2~3月の状況を伺うことの知れる決算として注目されたが、営業利益は前年度の1Qが大底であった反動で前年同期比135%増となったが、前期4Q比では電子材料が減益により前四半期比15.3%減益となった。同社はトランプ関税の影響は限定的な業態であり、決算後に発表となったスマホなどの関税除外はポジティブとなる。ただ、一部の製品で需要の前倒しがあったとみられ、今後の懸念が内包することには変わりは無い。
この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。
新着記事
25年度の上半期需要は前年比4%増の32万7,694トン、回復基調見せる伸銅業界――日本伸銅協会正副会長会見
2025/10/30
電線:Corning決算発表、光関連事業は?
2025/10/29
ARE HD:26/3期業績見通しを上方修正
2025/10/29
日米共同ファクトシートを公表、米ファルコン・カッパー社が20億ドルの事業規模で銅製錬・精錬施設建設へ
2025/10/29
FREE
豪ライナス・レアアース、マレーシア事業を拡充へ 重希土類の工場追加、日本への供給も視野
2025/10/29
赤澤経産大臣、「新たな供給源の形成を」―日米レアアース署名に言及
2025/10/29
Glencore 南アMerafeの1~9月フェロクロム生産量は前年比51%の大幅減 エネルギーコスト高で苦しい製錬業
2025/10/29
米中首脳会談を前にお互い譲歩 中国はレアアース輸出規制を1年延期
2025/10/29
2025年8月 E-SCRAP輸出入統計分析 依然累計輸入数量は前年超え、金額はインドネシア低迷で前年割れ続く
2025/10/29
GX MINERALS(林化成)の脱炭素化と軽量化を両立する高機能フィラー「DIA」
2025/10/29
FREE